全身の評価③（立位水平面）

Shape-labでは姿勢評価に関するセミナーの開催、電子書籍・ペーパーバック版「はじめての姿勢評価」を出版しています。

その中で「全身の評価」においては

・全身の評価①（前額面）

・全身の評価②（矢状面）

・全身の評価③（立位水平面）

・全身の評価④（背臥位水平面）

４つのやり方を紹介しています。

今回は、全身の評価③について解説をします。

全身の評価③

評価基準

基準：頭部・胸郭・骨盤が回旋していない

手順

①クライアントは腰幅で立ち、横側から評価を行います

②頭部・胸郭・骨盤の位置を確認します

③左右から評価を行い、頭部・胸郭・骨盤が回旋していないか評価します

評価結果

□左右から見て頭部・胸郭・骨盤が同じ形状

□左右から見て頭部・胸郭・骨盤が各々が右回旋

□左右から見て頭部・胸郭・骨盤が各々が左回旋

＊実際、頭部・胸郭・骨盤は違う方向になることがあるので、各部位評価を行ってください。

＊全身の評価（矢状面）を行う際に、同時に行うとスムーズに評価を行えます。

例

□右側から評価を行い、左側の胸と左側の臀部が見えた場合

評価：胸郭右回旋、骨盤左回旋

まとめ

筋肉のボリュームにより、水平面に問題がなくても問題があるように見える場合があります。

その場合は、水平面もしくは形状に問題があると考察します。

次回は、背臥位水平面について解説をします。

参考書籍：はじめての姿勢評価

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