2025年5月13日に「はじめてのリリース〜股関節・膝関節〜」セミナーを開催しました。
セミナーは5時間実施をしました。
セミナーの内容のまとめ・解説をしていきます。
目次
午前の部
1解説
リリースとは?
世の中に様々なリリースを方法がありますが、目的は可動域を改善すること。
目的が達成できれば、どんな方法でもOK。
方法に固執する必要はありません。
ただし、自分が行なっているリリースが、どの組織でアプローチしていてどんな効果があるのか?を知っていることは大切です。
このセミナーでは、不活動であることが組織を変性させること・優先順位として筋肉へのアプローチが効果的あることを解説しました。
皮膚のリリース
皮膚のリリースについては以下の内容を解説しました。
・皮膚の構造
・様々な受容器
・皮膚の受容器
・皮膚の移動
・滑走性
皮膚の構造を知ると、リリースする方法のヒントがたくさん得られます。
筋肉のリリース
筋肉へのアプローチ方法として4つ紹介をしました。
①筋硬度
②筋緊張(スパズム)
③筋スティッフネス
④他の組織(筋肉を含む)との癒着
上記は、筋肉をリリースする方法を4つ示しています。
可動域を制限している筋肉を特定できたとしても、アプローチ方法の選択が違ってしまえば改善されないことになります。
*それぞれの違いについては、後日ブログにて解説をします。
2評価
股関節・膝関節のリリースセミナーであるため、実技を行う前に可動域を確認しました。
リリース後に変化を実感するためです。


セミナーでは便宜上、すべての方向にリリースを行いますが、現場では問題のあった方向・組織を優先的にリリースします。
3リリース(午前の部)
解説・評価が終了し、リリースの実技に入っていきます。
まず、筋肉の起始・停止・作用などを確認し触診をします。
知識として知っていても、現場では個人差・個体差があるため実際に触れるか?別なスキルとなります。
リリースする筋肉
・大臀筋
・大腿筋膜張筋
・中臀筋
・梨状筋、上双子筋・下双子筋、内閉鎖筋・外閉鎖筋、大腿方形筋
・ハムストリングス
・大腿四頭筋
午後の部
4リリース(午後の部)
お昼休憩を挟み、午後の部となります。
午前の部で紹介しきれなかった筋肉の起始・停止・作用などを確認し触診です。
触診が終了したら、午前の部の筋群からストレッチをしていきます。
リリースする筋肉
・恥骨筋
・長内転筋
・大内転筋
・腸腰筋
・薄筋
リリースした筋肉の復習
本日、ご紹介した筋肉のリリースをパートナーを変えて実施します。
自分が練習したい部位を中心に行い、復習をしていきます。
まとめ
今回は、2025年5月に開催しました「はじめてのリリース〜股関節・膝関節〜」セミナーについてまとめ・解説をしました。
Shape-labでは、少人数制でセミナーを開催しているため、初心者や経験の浅い方にも安心してご参加いただけます。
筋肉の触診方法など詳細なやり方は、別記事で解説をします。

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