クライアントに「マッサージ」と「ストレッチ」どちらがいいですか?と聞かれたら、なんと答えますか
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今回は、「マッサージ」と「ストレッチ」の違いについて解説をしていきます。
目次
マッサージとストレッチの目的は?
マッサージとストレッチ、どちらも主な目的として「筋肉を緩ませる」ことです。
ここでは、「筋肉を緩ませる」ことをわかりやすくするために「リリース」と表現します。
リリース方法の分類
筋肉を緩ませる方法として、大き分けると4つに分類することができます。
- 筋硬度
- 筋緊張(スパズム)
- 筋スティッフネス
- 他の組織(筋肉)との癒着
①筋硬度
筋硬度は、垂直方向に対しの抵抗力をさします。
アプローチ方法として、組織に対して垂直に圧をかけます。
一般的に「マッサージ」と言われる手技です。
②筋緊張(スパズム)
筋緊張(スパズム)は、筋線維の持続的な収縮をさします。
アプローチ方法として、他動的に収縮と弛緩を繰り返す・抵抗運動をするなどがあります。
③筋スティッフネス
筋スティッフネスは、長軸方向へ伸長される際の抵抗をさします。
アプローチ方法として、長軸方向に組織を伸長させます。
一般的に「ストレッチ」と言われる手技をです。
④他の組織(筋肉を含む)との癒着
他の組織(筋肉を含む)との癒着は、対象の筋以外による組織の影響をさします。
アプローチ方法として、組織の間の滑走性をだします。
まとめ
マッサージもストレッチも筋肉を緩ませる方法の1つであることがわかります。
どちらがいいとか悪いとかはなくて、クライアントの状態によって方法を選択する必要があります。
(筋肉以外の組織をリリースする場合は、また違うアプローチ方法が必要です)
今回は、リリースの概要を説明しました。
リリースのやり方の詳細は、また次の機会に説明をします。
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