Shape-labでは姿勢評価に関するセミナーの開催、電子書籍・ペーパーバック版「はじめての姿勢評価」を出版しています。
その中で「全身の評価」においては
・全身の評価①(前額面)
・全身の評価②(矢状面)
・全身の評価③(立位水平面)
・全身の評価④(背臥位水平面)
4つのやり方を紹介しています。
今回は、全身の評価①について解説をします。
目次
全身の評価①
評価基準
基準:眉間・上唇・胸骨柄・剣状突起・恥骨結合・膝関節中間点・足関節中間点の7点が一直線に並ぶ
手順
①クライアントは腰幅で立ち、正面から評価を行います
②基準となる7点の位置を確認します
③7点が一直線となるか評価します
手順の例
①足関節中間点と恥骨結合を評価する
評価結果は、2点が同じ位置・足関節中間点に対して恥骨結合が右側にある・もしくは左側にある、の3択となります。
②恥骨結合と剣状突起を評価する
評価結果は、2点が同じ位置・恥骨結合に対して剣状突起が右側にある・もしくは左側にある、の3択となります。
③剣状突起と胸骨柄を評価する
評価結果は、2点が同じ位置・剣状突起に対して胸骨柄が右側にある・もしくは左側にある、の3択となります。
④2点の評価を繰り返す
□1部位を他5部位と評価していきます
・眉間と上唇、眉間と胸骨柄、眉間と剣状突起、眉間と恥骨結合、眉間と足関節中間点
*他4部位も同じように評価していきます
⑤評価結果を考察
2点ずつ評価していくことで、一番右側にある部位・一番左側にある部位を特定でき、どのようなバランスで身体を支えているかわかります。
まとめ
全身の評価(前額面)の評価基準は7点あるため、評価結果は多くのパターンがでてきます。
次回、評価結果の例・考察について解説をします。
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