全身の評価①評価結果例と考察

Shape-labでは姿勢評価に関するセミナーの開催、電子書籍・ペーパーバック版「はじめての姿勢評価」を出版しています。

その中で「全身の評価」においては

・全身の評価①(前額面)

・全身の評価②(矢状面)

・全身の評価③(立位水平面)

・全身の評価④(背臥位水平面)

4つのやり方を紹介しています。

今回は、全身の評価①評価結果例と考察について解説をします。

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目次

評価結果例①

足関節中間点に対して、他6点がすべて右側だった。

例①考察

足関節中間点に対して、他の6点がすべて右側だった場合

右脚に重心があるため、左脚と比較をすると右脚の筋群に負担をかけ立っている。

この場合、恥骨結合の位置を修正し、他4点の位置が基準値に戻るか確認します。

(恥骨結合より上の部分は一直線上であるため、恥骨結合の位置を修正すれば、修正される可能性が高いという予想)

評価結果例②

足関節中間点に対して、膝関節中間点・恥骨結合が右側(クライアントから見て)、剣状突起・胸骨柄が同じ位置、上唇・眉間が左側だった。

例②考察

足関節中間点に対して、膝関節中間点・恥骨結合が右側(クライアントから見て)、剣状突起・胸骨柄が同じ位置、上唇・眉間が左側だった場合

骨盤が右へ移動し、頭部を左側屈させることで左右の重量を近づけバランスをとっています。

この場合、頭部の傾きだけ改善してしまうと左右のバランスが崩れてしまうため、他の部位に負担がかかってしまう可能性があります。

まとめ

 姿勢改善をする際、全体のバランスを見て部分的に改善をするのか?全体を改善するのか?判断することが大切となります。

参考書籍:はじめての姿勢評価

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