全身の評価②評価結果例と考察

2024年10月8日2024年10月15日

Shape-labでは姿勢評価に関するセミナーの開催、電子書籍・ペーパーバック版「はじめての姿勢評価」を出版しています。

その中で「全身の評価」においては

・全身の評価①（前額面）

・全身の評価②（矢状面）

・全身の評価③（立位水平面）

・全身の評価④（背臥位水平面）

４つのやり方を紹介しています。

今回は、全身の評価②評価結果例と考察について解説をします。

評価結果例①

外果のやや前方に対して、他４点がすべて前側だった。

つま先に重心があり、ふくらはぎなどの背面や下肢の筋群に負担をかけ立っています。

この場合、重心の位置を修正し、他４点の位置が基準値に戻るか確認します。

外果のやや前方に対して、膝関節やや前方・大転子・外耳孔が前方にあり、肩の中心が後方だった。

胸郭を後方もしくは頭部・骨盤を前方にすることで前後の重量を近づけバランスをとっています。

この場合、頭部だけまたは胸郭だけもしくは骨盤だけを改善してしまうと前後のバランスが崩れてしまい、他の部位に負担がかかってしまう可能性があります。

全身の評価（前額面）の際にも述べましたが、姿勢の一部をみて修正するのではなく、なぜその姿勢をとっているのか？理由を探ることが重要となります。

参考書籍：はじめての姿勢評価

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