膝蓋骨の評価①

Shape-labでは姿勢評価に関するセミナーの開催、電子書籍・ペーパーバック版「はじめての姿勢評価」を出版しています。

その中で「膝蓋骨・脚の評価」においては

・膝蓋骨の評価①

・膝蓋骨の評価②

・膝蓋骨の評価③

・脚の評価(前額面)

・脚の評価(矢状面)

5つのやり方を紹介しています。

今回は、膝蓋骨の評価①について解説をします。

膝蓋骨の評価①

評価:膝蓋骨尖から脛骨粗面の長さ(赤矢印)と膝蓋骨の長さ(茶矢印)の比率が基準値内

手順

①クライアントは立位もしくは長座位にて膝蓋骨に目線をあわせ評価を行います

②膝蓋骨底・膝蓋骨尖・脛骨粗面の位置を確認します

③膝蓋骨尖から脛骨粗面までと膝蓋骨底から膝蓋骨尖までの長さを計測します

④膝蓋骨尖から脛骨粗面までの長さを膝蓋骨底から膝蓋骨尖までの長さで割ります

⑤膝蓋骨尖から脛骨粗面までの長さを膝蓋骨底から膝蓋骨尖までの長さで割ります

*計測の際は、皮膚・脂肪などの組織分を含めると数値が大きくなります。組織分を考慮しましょう。

評価基準・結果

・基準:約0.93(男性)・約0.99(女性)

・0.93(男性)・0.99(女性)以上

・0.93(男性)・0.99(女性)以下

*男女の数値に違いがあるのは膝蓋骨の大きさのため

考察

□0.93(男性)・0.99(女性)の場合
・問題なし

□0.93(男性)・0.99(女性)以上の場合
・1.3以上(男性)、1.4以上(女性)で膝蓋骨高位

□ 0.93(男性)・0.99(女性)以下の場合
・ 0.8以下(男性)、0.9以下(女性)で膝蓋骨低位

まとめ

今回は、膝蓋骨の評価①について解説をしました。

膝蓋骨高位の問題の解説は、膝蓋骨の評価②のあとに解説をします。

参考書籍:はじめての姿勢評価

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