骨盤の評価①補足（他の評価法）

Shape-labでは姿勢評価に関するセミナーの開催、電子書籍・ペーパーバック版「はじめての姿勢評価」を出版しています。

その中で「骨盤の評価」においては

・骨盤の評価①

・骨盤の評価②

・骨盤の評価③

・骨盤の評価④

４つのやり方を紹介しています。

前回は、骨盤の前傾・後傾を評価する方法として骨盤の評価①をご紹介しました。

今回は、骨盤の骨盤評価①とは違う評価法を解説します。

骨盤の評価①補足（他の評価法）

評価：ASISとPSISの高さを比較しPSISが２〜３横指上方にある

手順

①クライアントは腰幅に立ち、横側から評価を行います

②ASISとPSISの位置を確認します

③ASISとPSISの高さを比較しPSISが２〜３横指上方となるか評価します

評価結果

・ASISとPSISの高さを比較しPSISが２〜３横指上方にある

・ASISとPSISの高さを比較しPSISが２〜３横指より上方にある

・ASISとPSISの高さを比較しPSISが２〜３横指下方にある

考察

□ASISとPSISの高さを比較しPSISが２〜３横指上方にある場合
・問題なし

□ASISとPSISの高さを比較しPSISが２〜３横指より上方にある場合
・骨盤前傾

□ASISとPSISの高さを比較しPSISが２〜３横指下方にある場合
・骨盤後傾

この評価法を選択しなかった理由

この評価法の問題点として

・評価基準が２〜３横指と幅があること

・寛骨の形状の個体差があった場合、問題がないのに問題があると評価をしてしまうこと

そのため、骨盤の前傾・後傾を評価する方法として、骨盤の評価①のやり方をご紹介いたしました。

まとめ

今回の件に限らず、１つの部位に対して複数の評価法を知っていると、メリット・デメリットなどから状況により最適な方法を選択することができます。

参考書籍：はじめての姿勢評価

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