Shape-labでは、2013年よりセミナーを開催しております。
今後、はじめて参加される方もいらっしゃると思いますので、セミナーの流れ・特徴などを説明していきます。
今回は、午前の部で行っていることや意味を解説していきます。
午前の部流れ
①セミナー開始の挨拶
②セミナーの目的・お伝えしたいこと
③参加者自己紹介
④注意点など
⑤本題開始
①セミナー開始の挨拶
セミナー開始前、受講生同士は初対面の方がほとんどなので、なんとも言えない緊張感があります。
セミナー資料を読んでいる人・携帯を見ている人など様々です。
遅れてくる人もいる場合もありますが、セミナー開始時間となりましたら、セミナーはじめますとアナウンスをします。
簡単に講師の自己紹介をして、当日行うセミナーのタイトルの確認、一般的に言われていることの疑問点などをあげ②へと進みます。
②セミナーの目的・お伝えしたいこと
セミナーの参加者は、パーソナルトレーナー・ヨガインストラクター・治療家・学生・一般の人など職業や経験年数がまちまちなため、本日セミナーで得ていただきたいものを、それぞれのレベルごとに提示をしています。
以下、②のセミナーの目的・お伝えしたいこと、③の参加者自己紹介の内容に関しては、「肩関節アプローチBasic~パターンを覚える~」を例に説明をしていきます。
セミナーの目的・お伝えしたいことの内容
1:知る(肩関節の構造、評価、アプローチ)
2:できる(評価、アプローチ、見本)
3:考える(クライアントに必要なものは?)
経験の浅い方は、まずは1の知る段階。
少し現場に出ている人は、知識があっても実際にできるとは限らないので、2のできる段階。
現場にかなりでている人は、セミナーの内容を暗記するのではなく、自分が見ているクライアントだったらどう行うか?3の考える段階。
というようにレベルごとに提示をしています。
自分が見ているクライアントが高齢者なのかアスリートによって、基準はかわるため「暗記」するのではなく「考える」ことができるかが重要となります。
③参加者自己紹介
次に、受講生同士で自己紹介をしていただきます。
テーマがないと何を話していいかわかないため設問を用意しています。
セミナーご参加の目的の設問に対して、回答する時間を設けています。
書き終わったら、グループに分かれ自己紹介へと進みます。
セミナーご参加の目的
1:セミナー終了後に何を得られていたら満足ですか?
2:肩関節へのどんなアプローチをしていますか?
3:前回参加されてからどんな変化がありましたか?(初めての参加の方は、回答しない)
1の質問で、セミナーから得たいことを明確にする。
2の質問で、現状自分がもっている知識・技術を整理する。
3の質問で、前回セミナーで得たことを現場でどう活かしたのか?前回の振り返りと現場での活かし方を振り返る。
自己紹介
1:名前、どこから来ましたか?
2:何をしている人?
3:セミナー終了後に何を得られていたら満足ですか?
4:肩関節へのどんなアプローチをしていますか?
5:前回参加されてからどんな変化がありましたか?
セミナー参加の目的を自分だけでなく、他人と共有することで他人の視点も得ることができます。
出身地が同じ・職業が同じなど共通点を見つけることで、参加者同士の距離を縮めることできます。
④注意点など
自己紹介が終了しましたら、1日のタイムスケジュール・お手洗いの場所・飲食のルールなどを説明します。
1日のタイムスケジュールを説明する理由
人のタイプで、全体の流れを知りたい人・詳細を知りたい人があります。
全体の流れを知りたい人は、全体の流れの説明がないと、セミナー中集中できないことがあります。
それを回避するため、お昼休憩は何時頃か?午前・午後に行うことの概要を簡単に説明してからセミナーをはじめます。
⑤本題開始
①〜④の段階を得て、本題に入っていきます。
ここまで約15〜20分ほどかかりますが、円滑にセミナーを進める上で必要だと思っています。
まとめ
セミナー参加するにあたり、受講料をいただいてますので、学びを深めるための環境作りに勤めています。
はじめて参加される方は緊張もあるとおもいますでの、自己紹介して会話をすることで緊張が解れ易くなります。
また、目的を整理することで理解度や学びの意欲がかわっていきます。
次回は、午後の部について解説をします。
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