胸郭の評価①

Shape-labでは姿勢評価に関するセミナーの開催、電子書籍・ペーパーバック版の「はじめての姿勢評価」を出版しています。

その中で「胸郭」においては

・胸郭の評価①（矢状面：前弯・後弯）

・胸郭の評価②（矢状面：前方・後方）

・胸郭の評価③（前額面：拡張・狭少）

３つのやり方を紹介しています。

今回は、胸郭の評価①について解説をします。

胸郭の評価①

評価基準

基準：頸切痕と胸椎２番が同じ高さ

手順

①クライアントは腰幅に立ち、評価を行います

②頸切痕と胸椎２番の位置を確認します

③矢状面から頸切痕と胸椎２番の位置に、指が水平になるようにあてます

④頸切痕と胸椎２番が同じ高さとなるか評価します

評価結果

評価結果は以下の３つになります。

・頸切痕と胸椎２番が同じ高さ（問題なし）

・頸切痕の方が高い（もしくは胸椎２番の方が低い）

・胸椎２番の方が高い（もしくは頸切痕の方が低い）

考察

□頸切痕と胸椎２番が同じ高さの場合
・問題なし

□頸切痕の方が高い場合
・胸郭前弯

□胸椎２番の方が高い場合
・胸郭後弯

まとめ

猫背を判断するためには、この評価必須となります。

ポイントは、胸椎２番を正確に探せるかです。

次回、胸椎２番の探し方を解説します。

参考書籍：はじめての姿勢評価

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