トレーニング指導者が陥りやすい、正しいトレーニングという罠

今日は、経験の浅いトレーニング指導者が持ってしまいやすい「正しいトレーニング」という概念について解説をしていきます。

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目次

正しいトレーニングとは?

スクワットを例に見ていきます。

スクワットの注意点として

  • 膝を内側へ絞る
  • 膝を外側へ開く
  • 左右の足が非対称
  • 背中を丸める
  • 膝がつま先より前に出る

などがあげられます。

参考ページ

NSCAジャパン
URL:https://www.nsca-japan.or.jp/03_educate/wl_test/backsquat.html

実際に求められる動作は?

トレーニングは、日常動作の改善・パフォーマンスアップのために行われます。

実際の動作として

図のように

  • 膝がつま先より前に出る
  • 背中が丸まる
  • 膝が内側に入る

などの動作はよくあります。

実際の動きと違うため、行わせているトレーニングが傷害予防やパフォーマンスアップに繋がりません。

まとめ

スクワットの注意点であげた、膝を前にださない・背中を丸めない等が必要ないわけではなく、バーペルを担いでスクワットを行わせる際には必要な注意点となります。

バーベルを担いで行うスクワットにおいて、膝を前にだす・背中を丸めないが注意点となるはずが、すべてのスクワットにおいて膝を前にだす・背中を丸めないが注意点となってしまったと考えています。

「正しいか正しくないか」という分類ではなく、目的に対して「最適か最適なでないか」と分類した方が選択肢が広がり、より目的に近づくことができます。


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