Shape-labでは姿勢評価に関するセミナーの開催、電子書籍・ペーパーバック版「はじめての姿勢評価」を出版しています。
その中で「膝蓋骨・脚の評価」においては
・膝蓋骨の評価①
・膝蓋骨の評価②
・膝蓋骨の評価③
・脚の評価(前額面)
・脚の評価(矢状面)
5つのやり方を紹介しています。
今回は、膝蓋骨の評価①・②の評価結果で「膝蓋骨高位」となった場合、どんな問題が考えられるのか?解説をします。
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膝蓋骨の評価①
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膝蓋骨の評価②
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膝蓋骨高位の問題は?
膝蓋骨の評価①・②の結果から膝蓋骨高位と判断されることがあります。
膝蓋骨の評価①:膝蓋骨尖から脛骨粗面の長さ(赤矢印)と膝蓋骨の長さ(茶矢印)の比率が基準値内
膝蓋骨の評価②:膝関節伸展位で関節裂隙と膝蓋骨尖の位置が同じ高さ
では膝蓋骨高位になると、どんな問題が生じるのしょうか?
膝関節屈曲時の膝蓋骨の動き
膝関節を屈曲する際、膝蓋骨は下方へ移動します。
膝蓋骨高位の場合、膝蓋骨の位置が通常よりも高いため、屈曲時の移動距離が長くなります。
原因は?
膝蓋骨高位の原因として、何らかの組織が拘縮または癒着している可能性が考えられます。
*膝関節には、膝蓋下脂肪帯・膝蓋上嚢・皮膚・大腿四頭筋・靱帯があります。
まとめ
今回は、膝蓋骨高位の問題について解説をしました。
膝蓋骨の移動距離が長くなること・組織の拘縮・癒着があることにより膝関節屈曲動作はやりづらくなります。
身体の仕組みを知っていると、問題がどんな影響をあたえるのかがわかるようになります。
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