Shape-labでは姿勢評価に関するセミナーの開催、電子書籍・ペーパーバック版「はじめての姿勢評価」を出版しています。
その中で「肩甲骨」においては
・肩甲骨の評価①(水平面:外転・内転、外旋・内旋)
・肩甲骨の評価②(前額面:外転・内転)
・肩甲骨の評価③(矢状面:挙上・下制、前傾・後傾)
・肩甲骨の評価④(前額面:挙上・下制)
4つのやり方を紹介しています。
今回は、肩甲骨の評価①について解説をします。
目次
肩甲骨の評価①
評価基準
基準:肩甲骨が前額面に対して30°の傾き
手順
①クライアントは腰幅で立ち、背中側から評価を行います
②肩甲骨の位置を確認します
③肩甲骨が前額面に対して30°の傾きとなるか評価をします
評価結果
評価結果は以下の3つになります。
・前額面に対してが30°の傾き
・傾きが30°以下
・傾きが30°以上
考察
□30°の場合
・問題なし
□30°以下の場合
・肩甲骨内転もしくは外旋
□30°以上の場合
・肩甲骨外転もしくは内旋
まとめ
一般的に肩甲骨の評価①の結果は、肩甲骨が外転しているか?内転しているか?判断するために用いられます。
しかし考察で、内転もしくは外旋、外転もしくは内旋とあります。
肩甲骨の評価①だけではどちらから判断することはできません。
判断するためには、肩甲骨の評価②の結果とあわせて考察する必要があります。
やり方は、肩甲骨の評価②の後に解説をします。
コメント