Shape-lab流 解剖学の学び方

パーソナルトレーナーやセラピストを志す人ならば、必ず学ぶであろう「解剖学」
学生時代、必要性は理解していながらも学ぶのに苦労したのを今でも覚えています。

20年以上現場で活動したからわかる、解剖学の学び方3つのポイントに絞って解説をします。

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目次

解剖学を学ぶ3つのポイント

①興味・関連のある部位から学ぶ

解剖学をはじめて学ぶ時は、書籍から学ぶという人が大半だと思います。


学びはじめはやる気に満ち溢れているので、1ページ目から順番に読んでいくと思いますが、いずれ挫折をしてしまいます。

自分が興味のある部位や関連のある部位・組織(例えば野球をやっていれば肩・サッカーをやっていれば下肢から、筋肉から・骨から等)から読み始めましょう。

現場に出ている人であれば、見ているクライアントと関連のある部位から学びましょう。

解剖学書は、最初から順番に読む必要はありません。

②結びつけて学ぶ

本を読むという行為は、視覚のみを使用しています。

他の感覚と結びつけることで学びがはやくなります。

例えば

  • 声に出して読む → 聴覚
  • 触診しながら → 触覚
  • 自分でストレッチ・エクササイズをしながら → 固有覚

また、感覚だけでなく知識とも結びつけます。

例えば

  • エクササイズ → エクササイズ動作と結びつける
    (ベンチプレスの動作は、何筋が鍛えられるのか?
  • ストレッチ → ストレッチ動作と結びつける
    (なぜ股関節屈曲ではハムストリングスが伸びるのか?内旋・外旋させた場合の違いは?)
  • 評価 → 評価基準であるランドマークと結びつける

ただ覚えるのではなく、感覚・知識と結びつけることで理解が深まります。

③全部・完璧に覚えようとしない

解剖学は膨大の量であるため、全部覚える必要はありません。

必要性の高いものだけを学びます。

現場で活動していると、全く覚える必要のない用語は多々あります。

また、筋肉は起始・停止・作用・神経支配など覚えることがたくさんあります。

書籍によっては起始・停止など多少違うこともありますので、一度で完璧に覚えようとせず1つずつもしくはだいたいで覚えていきましょう。
(三角筋であれば、大腿骨ではなく上腕骨に付着しているなど)

まとめ

専門学校に2年通っていましたが、暗記しようとしていたので、どちらかというと苦手な教科でした。

現場にでてから、エクササイズやストレッチ・クライアントの症状などと結びつけて学びはじめてからは理解が深まり、興味がわくようになりました。

現場にでて20年たちますが、解剖学の重要性を再認識しています。

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