肩甲骨の評価④

Shape-labでは姿勢評価に関するセミナーの開催、電子書籍・ペーパーバック版「はじめての姿勢評価」を出版しています。

その中で「肩甲骨」においては

・肩甲骨の評価①(水平面:外転・内転、外旋・内旋)

・肩甲骨の評価②(前額面:外転・内転)

・肩甲骨の評価③(矢状面:挙上・下制、前傾・後傾)

・肩甲骨の評価④(前額面:挙上・下制)

4つのやり方を紹介しています。

今回は、肩甲骨の評価④について解説をします。

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目次

肩甲骨の評価④

評価基準

基準:

・上角の位置が第1胸椎と第2胸椎の間

・下角の位置が第7胸椎と第8胸椎の間

手順

①クライアントは腰幅で立ち、背中側から評価を行います

②上角・胸椎1・2番の位置を確認します

③上角が胸椎1・2番の間にあるか評価します

④下角・胸椎7・8番の位置を確認します

⑤下角が胸椎7・8番の間にあるか評価します

評価結果

□上角の位置

・上角が胸椎1・2番の間にある

・上角が胸椎1・2番の間より上にある

・上角が胸椎1・2番の間より下にある

□下角の位置

・下角が胸椎7・8番の間にある

・下角が胸椎7・8番の間より上にある

・下角が胸椎7・8番の間より下にある

考察

□上角が胸椎1番と2番の間、下角が胸椎7番・8番の間にある場合
・問題なし

□上角が胸椎1番と2番の間より上にあるもしくは下角が胸椎7・8番の間より上にある場合
・肩甲骨挙上

□上角が胸椎1番と2番の間より下にあるもしくは下角が胸椎7・8番の間より上にある場合
・肩甲骨下制

まとめ

基準を満たして入れば問題なしという考察を結果を記載しましたが、実際は挙上・下制していなくても前傾・後傾している可能性があります。

挙上・下制、前傾・後傾の見分け方については次回解説をします。

参考書籍:はじめての姿勢評価

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